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2014 萩往還マラニック 250㎞ 4

【俵山温泉】 67.1㎞
3日2:48→2:52発(3日2:41着→2:51発)

Img_4046

マイカップにコーラを入れてもらい、そのまま崩れるようにエイド内の椅子に腰かけた。

座るだけで脚がめちゃめちゃ気持ちがいいのは、脚に疲労物質が溜まり、筋肉が硬直して血行が悪くなってきている証拠だろう。

椅子に座ったまま、すぐ横に置いてあるバナナに手を伸ばす。

昨年はここで靴を脱いで足裏マッサージを行ったが、今年は既に昨年のタイムから7分も遅れているのでそんな余裕はない。

「いってきまーす!」

と、ほんの4分間滞在しただけで、エイドをスタートした。

威勢よくエイドを飛び出したものの、立ち上がった途端一気に疲労感が襲ってきて、全く走り出す気にならない。

あまりの疲労感に、エイドから少し進んだところにある歩道の縁石に腰かけ、靴を脱いで足裏マッサージ&ストレッチをする羽目になった。

こんなことなら、最初からエイドでしっかり休憩しておけばよかった・・・。

ストレッチしていると、Rさんがスタスタとファストウォークで追い抜いて行った。

相変わらずの計算され尽くしたペース。
きっとこのままペースを乱すことなく、40時間を切ってゴールするんだろうなぁ。

結局2分ほどマッサージ&ストレッチに時間を費やし、リスタート。

時間をかけた割には大して効果もなく疲労感はさほど変わらなかった。

さて、ここから前半最大の難所ともいえる「砂利ヶ峠(じゃりがたお)」のアタックが始まる。

Map_jari

真っ暗な坂道をヘッドライトで照らしながら登るが、何だか暗くてハッキリ道が見えない。
まだ数時間しか使用していないのでバッテリが切れたってことはないだろうけど・・・疲労で視力が落ちてきたのかなぁ??

Img_4048

実は今回、ヘッドライトを新調した。

昨年まで使用していた「ペツルのミオXP」は明るいうえに「拡散ビーム」に切り替えることが出来るので重宝していたのだが、何年も使用しバンドが伸びきってしまったことと、重量が結構あるので、小型軽量なものに買い換えたのだ。

事前に夜間走テストしたときは十分に明るく感じたのに・・・。

今は舗装路なので多少光量がなくても何ら問題ないけが、夜明け前に往還道を走ることになれば、このライトじゃ少し暗いかも。

と少し不安になってきた。

(そんなペースで走れるわけもなく、全くの杞憂^^;  来年は念のため宗頭文化センターにペツルを準備しておこう。)

「キツくて長い」と覚悟していた砂利ケ峠の登りだったが、意外とあっさり峠に到着した。(3:30)

実際、俵山温泉から砂利ヶ峠までは3.6㎞しかないので、「登り」はこんなものか。

ここからの長い長い下り坂に備え、峠の頂上で少し休憩することにした。

道脇に座ってストレッチをしていると、後から来たランナーも同じように道脇に腰かけ休憩を始めた。

さて、この峠から次のエイドである新大坊までは9.1㎞、そのほとんどが下り坂。

この砂利ヶ峠からの下りが、めちゃめちゃキツイ。
延々と続く下り坂が、疲労が溜まり固くなりはじめた筋肉を容赦なく破壊する。

Map_sintai

初参加のときは、この下りで脚のバネを使い果たしてしまった。
ここは脚を残しておかないと、中盤の比較的フラットな区間でペースアップ出来なくなる。

峠で2分ほど休憩した後、下りアタック開始。

太腿にかかる衝撃を逃がすため、足首、膝、上半身のクッションを総動員しながら坂を下る。

グネグネと曲がる山道を抜け、少し広い道に合流。
このあたり、2年前から新しいく綺麗な道にコースが変更されたところだ。
(地図には色々書いてあるが、要は真っ直ぐ進めばいいだけ。)

新大坊までずっと下りだと記憶していたが、再び登り坂が待っていた。
「登りは歩く」と決めてしまえば、登り坂の方が気分的に楽だ。

小さなアップダウンを越えると、ようやくダムが見えてきた。
ここまで来ると、エイドまであと一頑張り。

この辺りから徐々に風が強くなってきて、坂を下り終わる頃にはすごい強風になっていた。
バタバタとリュックにつけたゼッケンが千切れないかと心配になる。

帽子が飛ばされないように気を付けながらフラットを道を進んでいると、遠目に信号機とその右手にぼんやりとエイドの灯りが見えてきた。

Img_4049

白線の指示通り右折して、グランドを横切りエイドに向かう。

新大坊エイドに到着。
時刻は4:43、作年とピッタリ同タイム。

砂利ヶ峠で2分のロスタイムがあったにも関わらず、昨年のタイムに再び追い付くことが出来た。

【新大坊エイド】 79.8㎞
3日4:43着→4:54発 (3日4:43着→4:49発)

Img_4052

エイドでは、嬉しいことに温かいお茶が準備されていた。
今は特に寒いというわけではないが、身体が疲労してくると無性に温かい飲み物が欲しくなる。

マイカップにお茶を入れ、新大坊エイド名物「湯豆腐」を受け取った。

Img_4054

お湯から出したばかりで湯気が立っている豆腐の上に、ちりめん雑魚と醤油をかけ、箸でつまみガブリと噛る。
汗をかいているせいもあり、醤油の塩分が妙に美味しい。

もしゃもしゃと豆腐を食べ終え、机の上に置いてあるパイナップルを2切れつまんだ。
ここまでバナナばかり食べていたので、バナナ以外の果物がごちそうに思える(笑)

椅子に座って休憩していると、エイドスタッフの男の子(高校生くらい?)の元気な声が聞こえてきた。

「ランナーの皆さん!!今日は風が強くて寒いので、風邪をひかないでくださいね~~!!」

エイドが笑いに包まれる。

少し休憩の後、ごちそうさまを済ませ、温かいお茶をペットボトルに補充しエイドを出発。
なんだかんだで12分も滞在してしまい、昨年より5分遅い出発となった。

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気が付けば、ついさっきまで真っ暗だった空が、薄蒼くなってきている。

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夜明け前に一瞬だけ訪れる「蒼の時間」、一日の中で最も好きな時間帯だ。
不思議とノスタルジックな気持ちになるのは僕だけだろうか?

さて、ここから次なる目的地である海湧食堂・油谷中学校までは7㎞チョットの道のり。
今のペースだとだいたい1時間はかかる。

それにしても風が強い。
今は追い風気味なので背中を押してくれているが、向かい風になると悲惨だろうなぁ・・・。

強風で埃を吸い込んだせいか、再び喉が痛くなってきた。
喉に水分を通すと少し楽になるが、乾燥するとまた痛み出す。

まぁ喉が痛くても走れないわけじゃないので、大して気にはしていないケド。

Igami

登り基調の歩道をスローランで進んでいると、遠くに信号が見えてきた。
「伊上」の交差点だ。

Img_4060

交差点を右折し、大浦・川尻方面へ向かう。
(↑ここを直進してしまったら悲惨。海が右手に見えたらコースアウトしている。)

Img_4062

この辺りだったろうか、突然脚が重くなってきた。
ストレッチをしても、全く太腿の張りが取れない。

痛みは出ていないので、さっきの下り坂で脚を壊したというわけでもなさそうだ。
ん~、カロリー不足かなぁ・・・。。

自動販売機を見つけたので、カロリー補給&リフレッシュを兼ねてオロナミンCを購入。
地べたに座り込み、ストレッチしながらチビチビ飲み干してみた。

Photo

すると突然元気に・・・なるわけもなく・・・。
時間がもったいないので、立ち上がりファストウォークで進むことにした。

大きな橋を渡り、フラットな道を進み、海沿いの道に出る。

今日は霧がかっていて見えにくいが、はるか海の向こうにうっすらと見える島影が、俵島CPのある油谷島だ。

視覚的には恐ろしく遠くに見えるが、2時間半後にはあそこを走っている計算。

「人間の脚ってすごいんだなぁ・・・」

なんて、他人事のように思う(笑)

Img_4068

海沿いの道を過ぎると、またもや登りが始まった。

「キ、キツイ・・・」

脚が疲れているからか、実際に急勾配なのか、妙にしんどく感じた。

Igami2

アップダウンがあることは記憶にあるが、こんなにキツかったっけ??

登りでファストウォーク、下りでスローランを繰り返す。

下りながら左カーブ。
ここまで来ると海湧食堂は近い。

Umiwaki

自販機があったので、ペットボトルの水を補充した。
(自販機は分岐の手前にあるため、海湧食堂に寄る前に補充した方が遠回りしなくて済む。)

朝食が頂ける「海湧食堂」の看板が見えてきた。

Photo_2

時刻は5:58、昨年より10分遅い。
途中の休憩やペースダウンのせいで、新大坊からさらに5分、昨年より遅れを取ってしまった。

どこかで挽回しなきゃ、いや、まずこの疲労感をどうにかしないと。
食事で回復することを祈るしかない。

ちなみに、 ここまで例の「足裏痛」の兆候は全くない。
が、足裏痛が出るのは例年この辺りからなので、まだまだ安心はできない。

この疲労感に加えて、足裏痛が出たら・・・。

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