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第7回 三木総合防災公園24時間マラソン

7月の美作・後山24時間マラソンに引き続き、今年2回目の24時間マラソンに出場する。

8月にも神戸24時間マラソンに出場予定だったが、残念ながら台風で中止。
3ヵ月連続の24時間マラソンというのは、チャレンジでもあり楽しみであったが、神戸の大会は例年猛暑ということと、7月の24時間のレースが心身ともにボロボロだったこともあり、中止になってホッとしたのが正直なところ(笑)

この三木総合防災公園24時間マラソン、昨年は158.4㎞走り、総合4位に入賞出来た。

4位入賞というのは確かに嬉しかったが、158.4㎞という結果は全然満足のいくものではなかった。
レース当日の猛暑&豪雨というコンディションもあったが、やはり真夏(8月)に距離を踏んだ練習が出来なかったというのが原因だと思う。

ということで、今年は真夏に脚の耐久性が落ちないよう、8月の猛暑の中40〜60㎞前後のロングランを取り入れた。

また、今年7月の「美作・後山24時間マラソン」での失敗から、フォームを1から見直し、この2ヶ月間みっちりフォーム改善にも取り組んだ。

そのおかげだろうか、今年の1月からずっと故障気味だった足裏もすっかり回復。

今回は万全の体調でレースに臨めそうだ。

【目標・作戦】

まずは目標。

昨年の記録である158㎞を超えることを最低条件として、目標は175㎞!

中途半端な距離に聞こえるが、これは萩往還250㎞でいうところの「宗頭文化センター(175.8㎞)」までの距離。

つまり、萩往還であれば「18時に瑠璃光寺をスタートし、翌日18時までに宗頭文化センターに到着する」ということになる。

もともと、萩往還250㎞の練習を兼ねて24時間マラソンに参加しているので、イメージしやすい目標の方が頑張れそうなのだ。

で、次に作戦。

ペース配分は、ざっくりと前半12時間で100㎞、後半12時間で75㎞。
さらにスタート後6時間はキロ6分アベレージを維持したい。(つまり6時間経過時点で60㎞)

前半はペース配分を意識し、後半の12時間は何が起こるか分からないので、とにかく12時間で75㎞走ればいいと思っている。

まとめると
  6時間経過時点・・・  60㎞
12時間経過時点・・・100㎞
18時間経過時点・・・145㎞(ここはアバウト)
24時間経過時点・・・175㎞

ポイントは12時間で100㎞というところだろう。
ここをクリアできれば、精神的にも後半頑張れるというもの。

これが100㎞マラソンであれば、フラットなコースを12時間で走るということはさほど難しくはないが、「脚を残して100㎞を12時間」となればそう簡単ではない。

前半は、「フォームの維持」と「補給タイミング」が最重要になるだろうなぁ。

【コース紹介】

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↑全体図はこんな感じ。
一周2.2㎞のコース。

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↑ 競技場からスタート。
この緑のマットの上を通過すると、センサーが自動で周回をカウントしてくれる。

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↑競技場を半周し外へ。

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↑競技場を出てすぐ左側にエイドがあるが、往路では寄ることが出来ない。
復路のランナーとすれ違う区間。下り勾配。
競技場を出てすぐ右側には、被り用の水が準備されていた。

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↑すぐに急な下りが始まる。
脚が元気なうちはスピードも上がり、気持ちのいい下り坂。
が、結構勾配がキツく、距離も長いため、後半はこの下りが地獄と化す。

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↑坂を下り終え、左にカーブ、すぐに上り勾配。
最初のうちは勾配も緩やか。

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↑少しずつ勾配がキツくなっていく。
結構長い。
右手にはサッカー場あり。

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↑2回ほど左にカーブし、頂上に到着。


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↑頂上の公園はフラットで走りやすい。
が、日光を遮るものが全くないため、暑い・・・。

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↑公園を横切り、右にカーブ。

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↑大きな芝生の中を抜け走る。

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↑この辺りから、緩やかな下り坂になっているような気がする。

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↑走りやすい区間だが、日差しがとにかく暑い。

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↑芝生区間を終えると、往路と合流する右折ポイントが近づいてくる。
このあたり、結構急な下り坂。

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↑ここを右折し、競技場に向かって坂を登る。

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↑左側は往路。

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↑競技場に入り口に向かって進む。前方右手にエイドが見えてくる。

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↑競技上の入り口に、唯一のエイド。
飲み物は、「水」と「薄いポカリ」。
食べ物は、時々出てくるが期待しない方がいい。
 
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↑競技場に入り、トラックへ。

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↑半周ほど走り、周回の起点の戻る。
その手前右側に、選手の控室(普段ははウォーミングアップルーム)があり、着替えや休憩が出来る。

【スタート前】

受付は9時からだったが、少し早めに到着。
荷物置場兼休憩室に、寝転んでストレッチが出来るほどのスペースを確保し、着替えや飲食料等を置いた。

大会で準備されている食料では全然足りないので、自分で準備しなければならない。

今回準備したものは 
【食料】
・ソイジョイ ×10個  (8消費)
・エネルギーゼリー ×8個 (6消費)
・シロップ漬けのフルーツ ×6個 (4消費)
・カロリーメイト ×8本 (8消費)
・アミノサプリメント

【飲み物】
・水
・コーラ
・麦茶
・豆乳
・100%オレンジジュース
・ミルクティー(自販機で購入)
・monster(眠気覚まし用)

食料は少し余るくらいで、量的には丁度よかった。
ソイジョイは走りながら食べられるし、カロリーメイトは食欲が無くても水さえあれば胃に流し込める。
(飲料タイプのカロリーメイトを持っていくつもりだったのにすっかり忘れていた。)

シロップ漬けのフルーツは、会場に向かう途中のコンビニで偶然見付け、「みかん」 「白桃」「ミックス」を2つずつ買った。
シロップもカロリー補給として飲めるのでいい感じだったが、食べやすさを考えると「みかん」だけでもよかったかも。
(来年は、ハチミツも持って行こう。)

準備を済ませ、クーラーを効かせた車の中で仮眠していると、気が付けば開会式の時間が近くなり、慌てて会場に向かう。

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AM11時、炎天下での開会式が始まった。

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朝は日差しも弱く涼しかったのに、今はカンカン照りで、日光が突き刺さるようだ。
が、空気は冷たくカラッとしているので、昨年のように汗がジワッと出るような感じではない。

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これ以上暑くならなければいいが・・・。

【スタート】

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正午になり、各部門のランナーが一斉にスタート。

この大会は、個人の部と、リレーの部があり、それぞれ3時間、6時間、24時間と競技が分かれている。

個人の部以外のランナー達は、かなりのスピードで競技場のトラックを周り、スタートしていった。

フォームを意識し、身体全体のチェックをしながら、力を抜いて走る。
なんだか地面が柔らかく感じる。脚の調子がいい証拠だ。

日差しは強いが、空気が冷たいため、スタート前より走っている方が涼しさを感じる。

GPSウォッチでペースを確認すると、キロ5分チョット。
意識してペースダウンし、フラットではキロ5分半くらいを維持。

1周目、2周めは12分10秒チョットで走ることが出来たが、もう少し抑えたほうがいいだろう。

前半6時間の目標は60㎞。つまり1時間に10㎞。

まずはこの目の前の目標をクリアしなきゃ、175㎞には届かないだろう。

7周目まではずっとエイドの水だけで済ませていたが、8周目の計測ポイント手前、補給をするため休憩室にピットイン。

ソイジョイをコーラで流し込みながら、軽くストレッチ。
まだまだ胃も元気なようで、スッと飲み込むことが出来る。

コースに戻り計測ポイントを通過。
2分チョットのロスタイム。

9周目を通過し、10周目に入ったところで最初の2時間が経過した。

【2時間経過】

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3時間を過ぎたあたりで、脚の疲労感が出始めた。
太腿上部の外側が張る感じ。

が、これはいつものことで、この「30㎞前後で出る疲労感」を乗り越えると、脚が「超長距離モード」に切り替わり、スッと楽になる。

補給ついでにピット・インし、椅子に座りストレッチ。
再び走りだすと、期待通り びっくりするくらい脚が軽くなっていた。

ここまで、1時間10㎞のペースはまだ維持できている。

【4時間経過】

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4時間が経過した。

このペースを維持すれば、6時間60㎞の目標をクリアできる。

周回のペースが落ちてきたが、補給時以外は歩くことなく走ることが出来ている。
上り坂もさほど苦にならない。

途中、足裏に違和感が出たのでフォームを見直すと、すぐに違和感は消えてくれた。

その後も淡々と走り続け、18時になり、最初の6時間が経過する。

GPSウォッチでは18時前に既に60㎞を過ぎていたので安心していたが、、周回で計算すると少し足りなかったみたい。

まぁ、これは誤差程度なので、6時間60㎞目標はクリアとしよう。

【6時間経過】

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6時間が経過し、コース上は24時間の部(個人、リレー)のランナーだけになった。
少し寂しい感じもするが、この方が「耐久レース」の雰囲気があって個人的には好きだ(笑)

6時間経過時点の順位が貼りだされていたので見てみると・・・なんと3位!
が、4~6位との差もほとんどない。

18時から食券と引き換えに弁当が貰えるとのアナウンスがあったが、食事の時間がもったいないのでパス。(しかも食券を車に忘れてきた・・)

その代わり、休憩の際、ストレッチしながら、準備していたカロリーメイトやフルーツでお腹を満たす。

さて、次なる目標は「12時間で(夜中0時までに)100㎞走る」というものだ。
あと6時間で40㎞、つまりキロ9分のペースで走ればいい。

と、そう考えると簡単に思えるが、それは休まず走り続けていればの話。

しかも、あと6時間でレースが終わるわけでもなく、12時間経過してやっと半分。
いかに余力を残した上で「12時間で100㎞」をクリアできるかが大事。

最初はキロ7分くらいまでペースを落として走ってみたが、なんだか余計に疲れる気がしたので、走るペースをキロ6分半まで上げ、その代わり休憩を多く取るようにしてみた。

変にペースダウンしてフォームを崩すより、この方が楽な気がする。

28週目の食事と、31周目にトイレ休憩で大幅にロスタイムをしたが、それ以外はまずまずのペース。

【8時間経過】

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8時間が経過し、さすがに脚が疲労してきた。
既に70㎞以上走っているので当然か・・・。

ペースは維持できている。

が、この頃から、登り坂を走って登るのが辛くなり、勾配がキツい箇所では歩きが入る。

【10時間経過】

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順位表を見てみると、4位に落ちていた。
しかも5位のランナーと1周しか差がない。

ま、今回は順位より、自分の立てた目標をクリアすることだけを考えよう。

さすがに脚の疲労がキツくなってきた。
全くペースが上がらない。

このままではマズイ・・・と、休憩室でシューズを脱ぎ、クーラーボックスに脚を乗せて寝転がってみた。

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ドクンドクンと足裏の血管が波打つのが分かる。

う〜ん、なんとも気持ちがいい。

目を瞑ってみたが、さすがに眠気はこない。

10分ほどの休憩の後、再び走りだす。
空気が冷たく、肌寒い。

折角時間を取って休憩したのに、脚が楽になっているどころか、筋肉が固まり、疲労からくる痛みが出だして、まともに走れなくなっていた。

しかも、シューズの「当たり」が変わってしまい、着地する度に左小指が痛い。

「あぁ、休憩なんてしなきゃよかった・・・」

と後悔しつつ、脚を引き摺りながら進んでいたが、コースを半周ほど進んで身体が温まってくると、ようやく痛みが治まってきた。

その後はロスタイムを取り戻すべく懸命に走り、24時を迎える前に100㎞をクリアすることが出来た。

【12時間経過】AM0:00

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とりあえず第二段階目の目標である「12時間で100㎞」をクリア。

最終目標(175㎞)まであと75㎞。
後半の12時間で75㎞・・・いけるのか?

ここまで身体はかなり調子がよく、その証拠に、定期的に補給しているエネルギー源(ソイジョイ、カロリーメイト等)もすんなりと胃に入っている。
内臓が元気なうちは、たとえ脚が死んでも、気力で前へ進むことは出来る。

さで、現在の脚の状態。
太股前、ハムストリング共に、痛み、張り、疲労感はほぼ皆無。
これは、新しいランニングフォームのおかげだろう。

このフォームは太股への負担が小さい代わりに、地面の衝撃を吸収するため、アキレス腱、脹ら脛を使っているので、そこに痛みと張りが出てきている。

特に左足のアキレス腱上部の張りが強い。

左足は数年前の腰椎間板ヘルニア発症時に、神経が圧迫されたせいで数週間もの間 力が入らなくなったことがあり、その影響が今も少なからず残っている。(足裏のバランサーが鈍くなっている感じ)

なので、今でも意識を集中して脚を使わないと、痛みや故障に繋がってしまう。

しかも、ここ2ヵ月で改善したこの「新しいフォーム」で練習でも60㎞以上は走ったことがなかったので、その影響がどう出るかは分からない。

あと12時間、このまま持ってくれればいいが・・・。

順位の掲示を見ると、いつの間にか5位になっていた。
4位とは同周回だったが、勢い的に離されるのは時間の問題だろう。

まぁ、今は順位は気にせず、とにかく目標設定した175㎞を走ることだけを考えよう。

競う相手は自分自身。

深夜0時を過ぎ、気温はかなり下がってきており、走っている分には丁度いいが、少しでも休憩すると途端に寒くなってくる。

そういえば、コース上のランナーが減ってきているような・・・。
きっと個人の部のランナーは仮眠に入ったのだろう。

24時間マラソンは、この時間帯に距離が稼げるかどうかが勝負どころ。

疲労感と痛みに耐え、とにかく脚を動かし前へ進んだ。

上り坂はペースを落とし、下りは脚に衝撃を与えないよう慎重に、フラットでしっかりペースを上げる。

周回ごとにストレッチ休憩を入れ、脚の具合を確認。
自分の身体としっかり対話をするのが耐久レースでは重要になる。

胃の負担を軽減するため、休憩ごとにソイジョイを一口だけかじり、モグモグと噛み砕きながら走ってみた。
そうしてやると、胃の負担がずいぶん軽くなる(ような気がする^^;)

気が付けば、脚(膝から下)の疲労が抜けなくなってきた。
さっきから軋むような痛みが続いている。

1周走るごとに椅子に座りストレッチをしてみるが、効果はほとんど無い。

「走っては休憩」を繰り返したせいで、結局この2時間は10㎞ほどしか走ることが出来なかった。

このままじゃマズイ・・・。

【14時間経過】AM2:00

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深夜2時を過ぎた。
ここから数時間は、「魔の時間帯」。(と勝手に呼んでいるだけやけど^^;)

睡魔と疲労に襲われ、誰もが休憩したくなる時間帯。
が、「この時間帯に走ることが出来るランナーが勝つ」という時間帯でもある。

ここが踏ん張りどころだ。

さらに気温が下がってきたが、火照った身体には、この冷たい空気が丁度いい。

空気が澄んでいるのか、夜空の星がくっきり見えてとっても綺麗。
まるでプラネタリウム。

夜空を眺めながら走るには絶好のコンディションだが、実のところそんな余裕は全くなく、脚の疲労は限界寸前。

ペースを落としても、脚の痛みは全く消えない。

「一度、大きな休憩をするか・・・いや、ここで休んだらもう走り出せないかも・・・」

と迷いに迷いつつも、このままでは歩くことも出来なくなりそうなので、休憩を取ることにした。

トラック横の控え室に戻り、シューズを脱ぎ、銀マットの上にごろんと横になった。
眠気は全くないが、目を瞑り、じっと体力の回復を待つ。

汗が引いて寒くなってきたので、ウィンドブレーカーを掛け布団代わりに包まった。

脚の筋肉が弛緩して、血液が流れ込みポカポカする感覚が例えようもなく気持ちいい。
今まさに「回復中」って感じ?(笑)

ほんの少しだけウトウトしただろうか、20分程休憩した後、起き上がりシューズを履こうと手に取ると

「あれ?」

シューズ(スカイセンサー)の裏のフォアフット部分がすり減って、ゴムの部分が完全に無くなり、ソール(の下のプラスチック?)が露出していた。

1ヵ月前に新調したばかりなのに・・・^^;

予備のシューズ(サロマレーサー)に履き替え、休憩後の防寒対策にウィンドブレーカーを羽織って外に出た。

途端に、強烈な寒気が襲ってきた。
萩往還で体験した、あの身体の芯からガタガタガタガタと震えるヤツだ。

「あ、ヤバイ・・」

と、慌てて控え室に戻った。
この震えはかなり危険なので、ウィンドブレーカーの下に、もう一枚Tシャツを着て、再び外へでてみたが

ガタガタガタ・・

再び室内へ(笑)

このままじゃ埒が明かないので、その場で足踏みランをしてウォームアップ。
身体を温めてから三度後に外に出てみると、どうにか耐えられるくらいの寒さになっていたので、やっと走り出す事が出来た。

休憩後で筋肉が固まったことによる痛みはあるものの、この20分の休憩のおかげで随分と脚は回復していた。

いつも思うが、極限状態(?)での人間の身体の回復力ってスゴイ。

休憩のおかげで、なんとかペースを回復し、午前2時〜4時(魔の時間帯)を無事越えることが出来た。

【16時間経過】AM4:00
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大休憩のおかげか、ここにきてペースが上がってきた。
上り坂も、歩くよりも走った方が「痛み」が出ないことを発見。

そういえば、トップのランナーは全く休憩せずに走り続けている。
す、凄すぎる・・・。

早朝5時を過ぎた頃から、真っ暗だった空が、少しずつ空が青くなってきた。

【18時間経過】
AM6:00
20140918_8_21_00

ついに残り6時間。

この6時間で40㎞ほど走ることが出来た。
あと35㎞で目標達成だ。

朝日が昇り、日光が身体を温めてくれる。
気持ちがいい。

が、そのせいで、坂を登ってる途中 急に睡魔が襲ってきた。
それも抗えないような強烈な睡魔。

眠気覚まし用に飲んでいた「monster」効果が切れたのか・・・。

眠気に耐えながら坂を登り切ってはみたが、もう限界。
あまりの眠さに目玉が痛いくらい(笑)

何度も何度も意識が飛んでいる。

フラフラと倒れ込むように公園のベンチに座り、そのままテーブルに伏して寝てしまった。

目を瞑った瞬間に、す〜っと眠りに吸い込まれていく。

背中にあたる日差しが暖かい。
側を通過するランナーの気配を感じる。

深く眠りに落ちつつ意識は残っているような不思議な感覚・・・なんとも気持ちがいい。

20分くらい眠っただろうか・・・

「もう大丈夫かなぁ」

と目を開けると、睡魔は完全に去っており、何時間も熟睡した後のように頭がスッキリしていた。

眠りながらも意識を保っているような、不思議な睡眠体験だった(笑)

睡眠や補給のロスタイムはあったものの、走るペースは上がってきた。
睡眠効果だろうか。

20時間経過】AM8:00
20140918_8_21_05

ついに150㎞を超えた。
昨年の記録を超えるのは、もう確実。

あと4時間で23㎞チョット走ればいい。

「無理して走らず歩き続ける」という方法もあるが、なぜか歩くよりも走っている方が脚に痛みが出ない。

急勾配の登り区間以外はペースを落とさず走り、周回ごとにしっかり休むことにした。

ついに72周を迎え、昨年の記録に並んだ。

ここからは1歩1歩が自己記録更新。

【22時間経過】
20140918_8_21_12

ついに残り2時間。
既に160㎞を超えている。

あと2時間で10㎞チョット・・・なんとか行けそうだ。

「180㎞も狙えるかな?」とも思ったが、さすがにもうそんな気力は無かった。
(後から考えると、180㎞も十分に狙えた・・・もったいない^^;)

日差しが強く、かなり暑くなってきたので、バテないように1周ごとに休憩を取る。

ラスト1時間になったところで170㎞を超えた。
あと5㎞、もう大丈夫だろう。

80周走れば175㎞を超えるのだが、周回を数え間違えていたらコワいので、1周多く走ることにした。

80周目に入ったところで残り24分。
この大会は、12時の時点で走っている周回は、最後まで走らせてもらえるので、この周回を24分以内に走れば、さらに1周走ることが出来る。

80周目を終え戻ってきたのが11時53分、これであと1周走る権利が出来た。

最後の1周はノンビリと走ろうかとも思ったが、最後だからこそしっかりとペースを刻み走ることにした。

コース上の大会スタッフの方々に

「ありがとうございました〜」

と、お礼を言いながら走る。

24時間走って、身体は疲れ切っているハズなのに、気持ちのいいくらいペースが上がる。

きっとランナーズハイ状態だろう(笑)

そのまま最後までペースを落とさず、競技場に戻りゴールテープを切った。

ラストの周回はナント13分台・・・まだこんなに余力があるとは自分でもビックリ^^;

【ゴール後】

結果は、178.2㎞(81周)で総合5位。

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1位のランナーは、軽く200㎞を超えていた。
ス・・凄すぎる・・。

僕にもいつの日か、200㎞を目指す日が来るんだろうか(笑)

最後になりましたが、24時間大会を支えてくださったスタッフの皆様、共に走り励まし合ったランナーの方々、本当にありがとうございましたm(_ _)m

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