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2015 えびす・だいこく100キロマラソン

Ebidai1


地元で開催される「えびす・だいこく100㎞マラソン」、通称「えびだい」に今年も出場する。
過去5年連続で出場していたが、昨年は申込が遅れ、定員オーバーのためエントリーならず。

今年は抽選での申込だったが、無事エントリーすることが出来た。

えびだいでのコースベストは、2011年に出場した際の「9時間44分11秒」。
つまり、4年間もコースベストを更新出来ていない。

この記録、100㎞のセカンドベストでもある。
(ベストタイムは赤穂100㎞の9時間26分)

ここ数年、随分練習を重ねてきたつもりなので、そろそろ100㎞のベストタイム、最低でもコースベストは更新したい。

が、実のところ、えびだいは自分にとってはすこぶる相性の悪いレースでもある。
というのも、5月初旬には萩250㎞に出場するので脚はボロボロ、5月は仕事が大忙しで睡眠不足気味、さらに時期的に身体が暑さに順応していない状態での炎天下レース。

まぁ、あれこれ言い訳を考えたところで速く走れる訳じゃないので、とにかく何とかしてベストを更新すべく、策は講じてきた・・・つもりだったが・・・・。

【萩往還250㎞後〜】

5月2日~4日に開催された萩250㎞は、大きな故障することなく無事終了。
例年なら練習再開まで1週間近くかかるところを、今年は3日間の休足だけで練習再開することができ、1週間も経たないうちに、35㎞、25㎞の峠越えロング走を敢行。

さすがに脚、内臓共に疲労感はあったものの、250㎞後1週間足らずでここまで回復出来たことで、脚の耐久性に自信を持つことが出来た。

が・・・・・タブンこれがいけなかった。

萩250後、脚の疲労感が残るのは当然として、5月半ばになっても太腿の張りが取れていない事に気が付いた。
普段はロングの後でも太股が張ることはほとんど無いので、余計に違和感を感じていた。

そして異変が出たのは、えびだい1週間前の日曜日、周回40キロ走をするつもりで走り出したが、20キロ過ぎで右膝外側にピリッと違和感が走り、膝から下に痛みと痺れが走った。
大事を取り25キロで練習を中断。

次の日は5キロほど走っただけで、膝に違和感がでてきた。

太腿の張り(疲労)が原因と考え、レース前の一週間の調整ランもやめて回復に徹したおかげで、レース前日になって太腿の張りがすっかり取れ、脚が随分軽くなった。

完治している事を祈りつつレースを迎える事となった。

【目標・作戦】

目標はずばりサブ9!
途中下方修正することになっても、これを目指して走りたい。

作戦は奥出雲と同じく、とにかく前半飛ばす。
いわゆる「突っ込みすぎ」のレースをするつもり。

仮に突っ込みすぎて潰れてしまっても、完走目的に切り替えればいいし^^;

もちろん膝の故障、体調不良と不安要素はあるが、これは走りながら様子を見るしかない。

というか、この際治ってることにしよう(笑)

【スタート前】

松江市内のホテルに前泊、当日の朝3時半に松江市役所前に集合し、バスに乗ってスタート地点である美保関へ向かった。

スタート地点でバスから降りるとすぐにN君と遭遇。
なんと先導車を運転するとのことだった。
お世話になっている大会委員長でもあるKさんともお会いすることができた。

お二人からエールをもらい、スタート前から気合充分!!

荷物を預け、スタート地点である美保神社前に移動。

スタート地点で待機していると、奥出雲100キロで前半上り坂で話をしながら走ったKさんに声を掛けられた。
最初すぐには思い出せなかったが、その時のウェアの色と、奥出雲で3位だったということで思い出し、しばし奥出雲100㎞の思い出話に花を咲かせた。

その後、Oさんとも再会でき、一緒にスタートラインに並ぶ。

ランニングチーム等にも所属せず、毎日1人で練習している僕ににとって、レースで知り合いのランナーと再会出来るのが何よりの楽しみだ^^

【スタート】

5時半になり号砲と共にスタート。

スタート直後の大混雑から抜け出すために、ペースを上げて前のランナーを次々にかわす。
Oさんの後を着いていこうと思ったが、Oさんは9ランナー、全く着いていくことが出来ない。

とはいえ、キロ5分を切るペースで走っているので決して遅い訳ではない。
むしろ速すぎるくらい。

絶好調の時は、スタート後は身体が軽く意識してペースを抑えているが、今日は意識してペースを維持している感じ。
あまり調子は良くないようだ。

5キロ過ぎから始まる上り坂も、ペースを落とさずガンガン登る。
今のところ膝に違和感等出ていない。

峠を越え、下り坂は慎重に降りる。
ペースを上げて飛ばしたいが膝が心配だ。

と、坂を下り切る直前、右膝の上あたりに例の張りが出てきた。
違和感はすぐに痛みに変わり、膝から下にピリッと電気が走るような痛みが出てきた。

「ああ、ヤバイ・・・治ってなかったのか・・・」

と少しペースを落とした時、「ピリッ!」と膝に激痛が走り、危うく転けそうになった。
痛みは一瞬だったが、今までに感じたことのない痛みだったので、驚いて立ち止まりその場でストレッチ。

再び走り出してみると・・・不思議なことに膝の痛みが消えていた。
走ることで違えていた筋が戻ったのだろうか??

痛みが消えたらこっちのもの、海沿いの道をペースアップして進んだ。

【10㎞】51:03(51:03) ※ 通過タイム(直前10㎞のラップ)

最初の10㎞、アップダウンのある区間でキロ5分チョットのペース、悪くはない。

気温・湿度共にそれほど高くはなく、発汗も少なめ。
コンディションもいい感じ。

ただ、これくらいのペースなら心肺に負担はないはずなのだが、少し心拍数が高めな感じがするのが気になる。
膝の故障のおかげで直前の調整が出来なかった影響か。

その後も小刻みなアップダウンをペースを落とさず進んだ。

【20㎞】1:42:48(51:45)

10㎞台は小さなアップダウンしかないのでキロ5分チョットのペースを維持出来た。

ここまでのペースは予定通り。
ただ、身体に疲労感が溜まり始めているのが気になる。

ただ、脚は元気なので、予定通りこのまま飛ばすことにしよう。

エイドでは、内臓疲労を起こさないよう、水分摂取をコントロール。
コップから直飲みせず、携帯しているボトルに入れ、走りながら少しずつ口に含むことにしている。

27㎞を越えたあたりから長い登りが始まった。
チェリーロードだ。

登りはさすがにペースが落ちる。
が、歩くことなく進む。

それにしても身体の疲労感が抜けない。
この感じ、数年前のえびだいで、発熱したままレースに出た時に似ている。

顕著なのが、エイドで食べたものが消化されず胃に残っているようなこの感じ・・・。
少しペースを落として心拍数を下げるべきだろうが、今回は前半は飛ばすことをテーマにしているので、もう少し頑張ろう。

心配していた右膝は、故障していたことを忘れていたくらいに快調。
怪我さえなければ、体調不良は根性で乗り切れるだろう。

【30㎞】2:41:32(58:44)

この10㎞、ラスト3㎞はずっと登りだったので、さすがにアベレージは下がった。
が、まだまだサブ9ペースは維持している。

峠を越え一気に下り。
脚を痛めないように気を付けながらも、登りのペースダウンを取り戻すべく飛ばす。

坂を下り終えると、比較的フラットな区間が続く。
ここでペースアップをする予定だったが・・・ついに、ずっと感じていた疲労感が牙をむいて襲いかかってきた。

「倦怠感」と「睡魔」が全身を包む。

倦怠感は分かるが、100㎞のレースで「睡魔」が襲ってくるのは初めて。
きっと脳が「走るのをやめさせる」ために送っているシグナルなんだろう(笑)

それにしてもこんなに早く潰れるなんて・・・情けない。
奥出雲では、もっと頑張れたハズなのに。

今日のコンディション(体調、気温、練習)からするとオーバーペース気味だったということか。

(やはり身体と相談しながらペースを配分することが大事。普段のレースでは序盤は慎重過ぎるくらいに抑えているので、この失敗はいい勉強になった。)

ここで少しペースを落とし、身体(内臓)の疲労を回復させることにした。
サブ9は無理でも、まだまだサブ9.5を狙えるペースなので、焦ることはない。

暫くペースを抑えて進む。

と・・・35㎞を過ぎたあたりだったろうか、すっかり忘れていたあの「違和感」が右膝の外側上あたりに出始めた。
違和感は、すぐに痛みに変わる。

踏ん張る時は平気だが、脚を地面から上げる瞬間、ピリッという痛みが脛に走る。

「あちゃ・・・ヤバいな・・・」

ペースを緩めたせいでフォームが変わったのが原因だろうか。
その後、無理してペースを上げてみたり、腰の回転を大きくしたり小さくしたり、いろいろ試してみたが膝の痛みは引かず。

ただ、走れないほどの痛みというわけではないので、時折立ち止まってストレッチをしながら前へ進んだ。

【40㎞】3:50:52(1:09:20)

30㎞台は比較的フラットな区間にも関わらず、疲労感と膝痛のせいで、一気にペースダウンしてしまった。

まぁ、膝痛が出た以上、ここから先は「タイム」ではなく、「完走」との戦いになるだろう。

それにしても、体調不良と故障のダブルパンチは堪える・・・・走りながらも、目を開けているのもしんどいくらい。

しかも、ここからの10㎞(40㎞台)は、大きな峠を越えなければならない。
この状態で峠越えとか・・・く、苦しすぎる・・・。

と、いろいろ考えていると、あまりの苦境に何故か笑いがこみ上げてきた。
笑ってみると、このピンチも乗り切れそうな気がするのが不思議だ(笑)

幸いなことに、登り坂では膝は痛くない。
どうやら、膝の力を抜いているときに痛みが出るよう。

腸脛靱帯が膝を引っ張って、それが膝周りの神経に触っているのか。

せめて登りでタイムを稼ごうと、歩くことなく走って坂を登っていたが、無理が祟って気分が悪くなってきた。
道路脇で、ストレッチをしながらしゃがみ込み休憩。

30秒ほど目を閉じ、心拍を落ち着かせ、回復を促す。

少し楽になったので、再び坂を登りだした。

坂の途中、一人のランナーに追いつき、話をしながら進む。
話をしているおかげで、身体の怠さも半減。

坂を登り切ると、ここから一気に下り坂。

途端に膝の痛みがぶり返してきた。
着地時は痛くないのだが、脚を上げた瞬間、膝から下に神経に電気が走る。

ようやく坂を下り切り、フラットな区間を進む。

【50㎞】5:07:35(1:16:43)

50㎞地点を通過。
既にサブ10ペースも崩れてしまっている。

序盤、サブ9を目指して走っていたのが懐かしい(笑)

フラットな区間、ペースを上げて進みたいが、右脚に力は入らない。
膝から下に電気が走り、ガクッと力が抜ける感じ。

何度も立ち止まりストレッチをしながら、なんとか鹿島エイド(55㎞)まで辿り着いた。

膝の痛みが酷くなるようならここでリタイヤするのが英断だろうが、幸いにも小康状態が続いている。
痛みが出ても、止まってストレッチをすれば痛みは引いてくれる。

もう少し進んでみよう。

エイドで荷物を受け取り、休憩のため建物の中へ。

建物の中ではベッドがズラリと並んでおり、テーピングサービスが行われていた。
折角なのでメンテナンスしてもらおうか迷ったが、待ち時間があるようなので、諦めてエイドをスタートすることにした。

エイドを出発し走り出そうとした瞬間・・・

「ビリリッ!!」

という今までにない痛みと電気が膝に走り、危うく転びそうになった。

これはヤバイ・・・慌ててエイドに戻り、テーピングをしてもらうことにした。
運良くちょうど順番が空き、メンテナンス開始。

症状を伝えると、手早くテーピングを開始してくれた。
どうやら、右の腸脛靱帯を酷使しすぎているようで、力が入らない状態になっているようだ。

右脚外側をガッツリとテーピングで補強してもらい、再びエイドをスタート。
なんだかんだで20分近くもエイドに滞在してしまった。

恐る恐る走り出してみたが、さっきの痛みは出ない!
テーピング効果に感動しながら、徐々にペースアップ。

エイドで長時間の休憩を取ったおかげで、身体の疲労はすっかり回復していた。

すぐに登りが始まった。
ここから70㎞地点までに、2つの大きな峠を越えなければならない。

登り坂、傾斜の緩いところは走る。
痛みが出ない登りは頑張らないと。

気温が上がり暑くなってきているが、体調は徐々に良くなっており、水分コントロールもしっかり出来ている。

登りを終え、下りに切り替わる。

ペースを抑えつつも、脚に負担が掛からないように脱力しながら坂を下っていると・・・・右膝上外側に、あの違和感がジワジワ出始めた・

違和感は、程なくして痛みに変わる。
テーピング効果、ここで終了か・・・。

何度も何度もストレッチを繰り返し、何とか1つ目の峠越えを終えた。

【60㎞】6:37:29(1:29:54)

エイドでの滞在のせいで、50キロ台は1時間半もかかってしまった。
それでも、ランペース自体ががっつり落ちているわけではない。

脚自体に全くと言っていいほど疲労は無く、膝の不調を除けば脚の調子は良い。

膝の不調も、走れないほどの痛みではなく、リタイヤを決断するほどの状態ではない。(と思う)

魚瀬を通過し、最後の峠に続く登り坂が始まった。

そろそろMさんが追いついてくるかなぁ・・・なんて考えていた丁度その時、

「ゆずぽんさ~ん!」

と後ろから声が聞こえてきた。

声の主はMさん・・・な、なんという偶然(笑)

「待ってました~!」

と、再会を喜びがっつり握手。
しばらく話をしながら進む。

ここまでも何人かの萩ランナーと出会い、その度に挨拶や会話を交わしつつ進んできたが、特にMさんは「萩250の戦友」ともいえるランナーさん。
(今年も後半の往還道で再会出来たおかげで、奇跡の復活をなすことができた。)

再会の喜びで膝の痛みを忘れ・・・とまではいかなかったが、それでも身体の疲労感は吹き飛び、ワイワイと楽しく話をしながら共に坂を登った。

魚瀬のエイドでスイカを頂き、さらに坂を登る。

このままずっと着いていきたかったが、頑張れたのはココまで。
自己ベスト更新を目指して坂を駆け上がるMさんの背中を見ながら、ゆっくりと坂を登った。

このあたりから、登り坂でも少し痛みが出るようになってきた。
が、踏ん張る瞬間ではなく、足を地面からリリースしたときにびりっと痛みが走るため、痛くて走れないという程でもない。

延々と登り坂を歩く。
体力はすっかり回復しているためペースアップして走って登りたいが、ここで膝に負担を掛けるのは賢明ではない。

先はまだ長い。

峠を越え、下り坂に切り替わる。
下り坂の途中、自動販売機があったのでカフェオレを購入。

飲みながら走ろうと、脚を踏み出したその瞬間、強烈な痛みが右膝に走った。
今までの「疼痛」とは違い、明らかな激痛・・・ビックリしてその場にしゃがみ込む。

バイクで巡回していた救護スタッフに「大丈夫ですか?」と声を掛けられたが、「大丈夫です。ちょっと休んでいるだけです。」となんとか誤魔化した(笑)

腰掛ける場所を探して、腸脛靱帯を伸ばすストレッチをし、その場で屈伸もしてみたが、膝の曲げ伸ばして痛むわけではない。

再び走り出してみると・・・・さっきの強烈な痛みは消えていた。
何かの原因で膝の神経に触ってしまったんだろうか。

【70㎞】8:02:21(1:24:52)

慎重に坂を下り終え、大野のエイド(71㎞)に到着。
涼を得るため、頭と肩に水をぶっかける。

補給を済ませ、エイドを出発しようとしたその瞬間・・・

「いででででででで」

再びさっきの強烈な痛みが襲ってきた。
膝の靭帯がどこかに引っかかっているような感じ。

その場でゆっくり屈伸を行うと、何事もなかったかのように痛みは消える。

どうやら、脚を止めた後に走りだそう(歩きだそう)とすると、なにやら膝の神経に触ってしまうらしい。

今はゆっくりと原因分析する余裕もないので、ゴールまであと30㎞、なんとか対処していくしかないだろう。
まだまだ走れるハズ。

今までレース中に「故障」というものをしたことがない。
そのため、過去出場したウルトラのレースは、幸いにもすべて完走出来ている。
(もちろん、疲労による脚の痛みや不調は多々あったが、それは「故障」ではない・・・と思っている。笑)

なので、「どこで走るのを止めるべきか」、正直判断に迷う。

連続完走記録に拘ってる訳ではないが、やっぱり出場するからにはゴールまで完走したい。
でも、無理をして脚を壊してしまってランナー人生が終わるのも嫌だ。

判断基準として、もし「着地」で痛みが出だしたらキッパリ走るのを止めようと思う。

ここから宍道湖へ向かい南下、ひたすらフラット道だ。
アップダウンはもうないので、膝の故障をコントロールしやすい。

Img_0901

ペースを少し上げてみる。

走ると膝に疼痛が出るが、止まってしまうと激痛に襲われるので、走っていた方がまだマシだ。

津ノ森エイド(74㎞)に到着。
しじみ汁とおにぎりを頂いた。

長時間滞在するほどの疲労は無いので、補給が終わるとすぐにエイドを出発。

が、立ち上がった瞬間、右膝に激痛・・・椅子に座り直し、ストレッチをしてから再度立ち上がると痛みは消えていた。

ここからは宍道湖を左手に臨み、ゴールである出雲大社に向かって西へ進む。

日差しを遮るものが全く無いので、日差しが突き刺さってくる。
が、ペースを抑えているためか、膝の故障の方に意識がいっているためか、暑さはほとんど気にならない。

ラン&ストレッチを繰り返しながら進む。

【80㎞】9:23:36(1:21:15)

平田の街を進む。
ここまで来るといつもの練習コース。

道の凹凸まで知っているほど走り慣れた道、距離感が分かるだけ精神的にキツイというところだ。
が、今回は故障を抱えているためか、走り慣れた道は安心できる。

流石に暑くなってきて発汗量も増えてきた。
頭から水を掛けながら走っているので、全身ビチョビチョ。

膝痛は治まってはいないが、今のところコントロール出来ている。
何度か赤信号に差し掛かったが、足を止めると激痛に襲われるので、信号手前からスピード調整し青信号で渡れるようにタイミングを調整しながらパス。

時間的には歩いてでも完走出来るだけの余裕はあるのだが、その「歩く」が今は出来ないので、痛みと戦いながら走るしかない。
まぁ、そのおかげか、故障している割にはそれなりのペースで走ることが出来ている。
怪我の功名ってとこだろうか?(笑)

87㎞を過ぎた辺りだったろうか、前から来る車にクランクションで呼ばれた。
10時間過ぎてもゴールしないので、相方が心配になって見に来てくれたらしい。

おかげで少し元気が出た。
あと少し、最後まで頑張らなきゃ。

【90㎞】10:41:20(1:17:44)

残り10㎞・・・なんとかここまで辿り着けた。

鳶巣エイド(90㎞)で脚を止め、夏みかんを頂く。
再び走り出そうとすると、あの激痛・・・思わず「いててててて」と叫んでしまった。

その場でストレッチをして痛みを逃し、再びラン開始。
走り出すと痛みがマシになるのが救いだ。

95㎞地点、最後のエイドに立ち寄った。
ここで再び走れなくなり、椅子に座り込み、痛みを我慢しながらストレッチ。

丁度その時、再び相方の車が通り過ぎる。
心配そうにこっちを見ていた。

頑張らなきゃ・・・と立ち上がり、前へ進む。

久々に時計を見てみると、既に11時間を少し過ぎていた。
あと5㎞、ここから頑張れば11時間30分を切れるかも?

今更タイムを狙う道理はないが、ここはランナーの性ということろか(笑)
一旦「目標」を意識してしまうと、どうしてもチャレンジしたくなる^^;

痛みが我慢出来る程度までペースアップしてみた。

ラストスパート・・・には程遠いスピードだが、久々にペースアップしたせいか妙に心肺が苦しい。

あと4㎞・・あと3㎞・・とカウントダウンが始まる。

沿道では、既にゴールしたランナー達が応援してくれていた。

ラスト2㎞、時計を見ると11時間19分・・・あと11分しかない。

さらにペースアップ。
顔が火照って熱くなっているのを感じる。

ラスト1㎞、あと6分・・・ギリギリ間に合うか。

鳥居前の坂を駆け上り、左折して坂を下る。
さすがに下りは慎重に降りた。

右折し、ゴール前の直線を、今出せる最大のスピードで走る。
無事(とは言えないが・・・笑)完走出来た喜びを噛みしめつつ、ゴールテープを切った。

Img_0902

【100㎞】11:29:20(0:48:00)

正式タイムは11時間29分20秒、当初のサブ9には程遠いが、何とか11時間半を切ることが出来た。

さて、次のレースは3週間後の隠岐の島100㎞・・・頑張って脚を治さなきゃ!!



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コメント

ゆずぽんさん。
えびだいお疲れ様でした。
大会リザルトを見ると11時間台でゴールされていたので何かトラブルがあったのだなと思っていました。
それでもゴールまで持っていくところは流石ですね!
今週は隠岐の島ウルトラですね。脚の具合は如何でしょうか?
応援しています。楽しんでくださいね^_^

えびだいお疲れさまでした。お探しする努力をしなかったため結局お声をかけられずじまいでしたm(_ _)m
どんなに困難な局面をむかえてもクリアできるのは長く積み上げてきた鍛錬の賜物でしょうね。ちなみに何の積み上げもない自分は平田の1キロ手前でタイムアップとなりました(笑)

あっという間に隠岐の島ですね(^_^; 体調の回復具合が心配ですがゆずぽんさんの実力ならグランドスラムを達成できると確信しているので豪華賞品目指してがんばってください!

>ユウさん

サブ9どころか、ズルズルと目標を下方修正しつつ、なんとか11時間半でゴール出来ました^^;

膝の痛みは、腸脛靭帯炎(いわゆるランナー膝)のようです。

今も数キロ走ると違和感が出てくるような状態なので、さすがに隠岐の島の完走は難しそうですが、せっかくなので隠岐の景色を楽しみながら、関門に引っかかるまで進もうと思っています^^

>すぎさん

暑い中のレース、お疲れさまでした。
スタート地点ですぎさんのゼッケン番号を探してたんですが、ランナーが多くて見付けることが出来ませんでした^^;

それにしても、平田の手前まで走られたたなら、ゴールまであと少し・・・残念でしたね。

僕はなんとか出雲大社まで辿り着けましたが、無理をしたダメージは予想以上に大きく、隠岐の島は危うい状況です^^;

まぁ、故障との戦いもランニングの一部と考えて、隠岐の島はこの脚でどこまでいけるか、無理をしない範囲で試してこようと思います(笑)

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