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2015 萩往還マラニック 250㎞ 4

【新大坊】79.8㎞
3日 3:48(4:43)→4:00

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ここ新大坊エイドの名物は「湯豆腐」
薬味を乗せ、たっぷりと醤油をかけた。

椅子に座り、豆腐をガブリ・・・大豆の味が口いっぱいに広がる。
スタートしてからエイドでは甘いものばかり食べているので、あっさりしたものが格別に美味しく感じる。

豆腐を完食し、他の食べ物を探す。
テーブルの上に、バナナや缶詰のパイナップルが置いてあった。

エネルギー補給のため、カロリーの高いモノを摂りたいが、エイド毎にバナナを食べていたのでここでは食べる気になれず。

パイナップルは繊維質が多いので食べ過ぎないように気を付け、数切れだけ頂いた。

フランスパンがあったが、さすがに「乾いたモノ」は喉を通らないだろう・・・と、ここである遠い記憶が蘇った。

すぐさま席を立ち、自動販売機へ駆け寄る。
あった!コーヒー牛乳!

子供の頃、おやつ代わりに食パンを食べるとき、よくコーヒー牛乳にパンを浸して食べていた事を思い出したのだ。(行儀悪い^^;)

パンを囓り、コーヒー牛乳を口に含む。
なんとも懐かしい味、、、というか食感?(笑)

「これはいける!!」

とばかり、パンを囓ってはコーヒー牛乳で流し込み、結局10切れものパンを胃に収める事が出来た。

不思議な事に、ついさっきまで感じていたエネルギー不足による脚の「だるさ」と「痛み」がスッと消えてきた。
こんなに早く効くものだろうか?

12分間の休憩を終え、エイドを出発。
もっとのんびりと椅子に座って居たかったが、ここまで必死に貯めた1時間弱の貯金を無駄には出来ない。

ここ数年、このあたりで夜が明け始めるが、今はまだ真っ暗。
月や星が見えないのは、曇天のせいだろうか。

さて、ここから先はきっと疲労と痛みとの戦いになる。

調子によってはペースがガクンと落ちる。
逆を言うと、ペース良く進めば一気にタイムを稼ぐ事が出来るということだ。

本当の勝負はここから・・・気合いを入れなきゃ!

次なる目的地「海湧食堂&旧油谷中学校CP」まではたったの7.1㎞。
距離は短いが、後半のアップダウンが一晩走り続けた脚にさらなる疲労を与える。

エイドを出発し、右折ポイント「伊上の交差点」までの道、緩い登り気味の道が続く。

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エイドを出てからずっと一人で走っていたが、気が付けば数人のランナーに追いついたのか、あるいは追いつかれたのか、一緒に交差点を右折。
(この「伊上の交差点」を右折せずに直進すると完全にコースアウト。その先で合流することもなく引き返すしかない。)

この集団のペースに合わせてそのまま海湧食堂まで進もうと思ったが、妙に喉が渇いてきたので、この先にある自動販売機で補給するため一人集団を抜け出しペースアップ。

自販機でトマトジュースを飲んでいる間に、先ほどのランナー達が通過していった。
慌てて飲み干して追いつこうと思ったが、ここで一気飲みして胃に負担をかけるのもどうかと思い、ゆっくり飲むことにした。

それにしてもこのトマトジュース・・・めっちゃ美味しい!!
(コース上、唯一トマトジュースがある自動販売機かも?)

少しでも胃の負担を軽くするため、最後の一飲は、口に含みながら少しずつ飲み込みつつ進む事にした。

先ほどのランナー達はもう見えない。

油谷大橋を渡りさらに進むと、登り坂が始まった。

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このあたり記憶によるとアップダウンがある・・・ということで地図にも書き込んでいるが、想像以上の登りが続く。
軽い峠越えのような感じ。

そういや、このあたりは毎年歩いてたっけ・・・。

登りを終え、下り坂を暫く走っていたが、なかなか到着しない。
この下り坂、実際の距離は1〜2㎞くらいだろうが、「早く着かないかなぁ」と考えながら走ると感覚的に長く感じてしまう。

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ようやく坂を下り終えた。
気が付けば、空が少しずつ青みかかってきている。

夜明けの瞬間、「蒼の時間」だ。
が、曇っているせいか空がどんより重い感じ。

海湧食堂手前の自動販売機で水を補給。

と、海湧食堂到着の直前、頬に冷たいモノが・・・最初は汗かと思ったが、どうやら雨が降り出したようだ。
天気予報では、今日の午後から雨のはず??

すぐに止んでくれればいいが・・・。

海湧食堂に到着。
時刻は4時59分、PBより49分早い。

この区間はPBよりペースダウン。
きっとトマトジュースのせいだろう^^;

【海湧食堂・旧油谷中学校CP】87.1㎞
3日 4:59→5:30(5:48 → 6:08)

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食堂に入り、食券と引き替えに食事を頂く。

説明会での話だと、今年のメニューは「牛丼」とのこと。

お肉たっぷりの牛丼と共に、とろみのあるスープが出てきた。

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(↑写真を撮るのを忘れていて、慌てて食べかけの写真を撮影)

胃の負担を考え、お肉を避けつつ、汁の染みこんだご飯を食べる。
甘みが利いて美味しいが、ちょっと塩分が欲しい・・・と思いつつ、スープを口に運ぶ。

「うわ!!めっちゃ美味しい!」

スープの塩分が身体に染み渡る。

ここ海湧食堂では、例年は塩分の効いた「おかゆ」が振る舞われる。
今年はお肉が余っているという事で、お店の方の好意で、メニューが「牛丼」にバージョンアップしたとのこと。

普通に考えると、メニューのバージョンアップは嬉しいはずなのだが、夜通し90㎞近く走ってきた身体には、やはり「おかゆ」のような胃に優しく、かつ塩分の効いたモノが食べたくなる。

きっと、別途塩分補給のためにこのスープを用意してくれたんだろうなぁ。

と、お店の方に感謝しつつも、さすがにお肉は喉を通らず・・・。

「お肉、残してしまってすみません。」

と、お店の方に謝りつつ器を返した。
(出された食事を残すとは本当に失礼ながら、どうしても食べきれませんでした。本当にスミマセン  m(_ _)m)

食事を終え食堂を出る。

ちょっと期待していたが・・・雨は止んでいなかった。
濡れないように小走りで、旧油谷中学校に向かう。

ここは2つめのチェックポイント。
早速チェックを済ませ、建物内に入る。

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スタート前に預けていた荷物を受け取り、着替えのために廊下に座り、スタート以来初めて背中からザックを下ろした。

ここ旧油谷中学校では、スタート前に荷物を預ける事が出来る。

【旧油谷中が校に預けた荷物】
① 着替え(上半身)
② モンベルの薄手のレインウェア
③ エナジージェル
④ モバイルバッテリ
⑤ 中盤(油谷中学校〜宗頭文化センター)のマップ
⑥ 予備の足裏テーピング

すぐさま上半身のウェアを着替え、荷物の入れ替えを開始。
エナジージェルを4つほどザックに入れ、iPhoneとGPS時計用のモバイルバッテリを取り出す。

早速、GPSウォッチを充電しようと接続したが・・・なんとバッテリが壊れているのか、充電する事が出来ない。
念のため宗頭にもバッテリを置いているためiPhoneはなんとかなりそう、GPSウォッチは途中でバッテリ切れになりそう。

こういう事態に備え、あらかじめ準備していた普通のスポーツウォッチを右手に装着。
腕時計2個体制でいくことにした(笑)

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と、その時、一人のランナーさんに

「ジョグノートのすももパパです」

と声を掛けられた。

「お会いできて嬉しいです!頑張りましょうね!」

と言葉を交わす。

萩250㎞はランニングの旅。
こういう旅路での出会いが萩往還の楽しみでもある。
(確かもう一人声を掛けて頂きましたが忘れてしまいました・・・スミマセン)

スタッフに荷物を返し、建物を出た。
期待に反し雨は止んではいなかった・・・。

次なる目的地は11.6㎞先の「俵島CP」。
アップダウンあり、往復区間ありの変化に富んだ区間だ。

が、正直、楽しみよりも不安が先に立つ。
というのも、この先は確実に「疲労」や「痛み」との戦いになるからだ。

ここまで例の足裏痛も出ておらず、脚の調子は決して悪くないため余計に

「そろそろ来るかなぁ・・あの痛み、出なければいいなぁ・・」

なんて不安になってしまう。
まぁ、実際に疲労や痛みが出だしたら、対処に追われて不安を抱える余裕もなくなるのだが(笑)

出発前、念のため仮設トイレで用を済ませた。
この先、約20キロ先の川尻岬までトイレは無いので注意。
(一応あるにはあるが、時間によっては使えなかったり、あるいは紙がなかったり・・・)

トイレに並んでいる間に寒くなったので、ザックの上からシェルを羽織った。

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食堂前の交差点を右折、坂を上り海沿いの道に出る。

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ここから暫く左手に海を臨みながらのアップダウン。
天気がよければ景色が綺麗なのだが、あいにくの小雨模様。

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黙々と海沿いのアップダウンを進む。

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走っているうちに身体が温まってきた。
雨もポツポツ程度になってきたので、シェルを脱ぎザックのポケットへ。

久津港分岐を左折し、港町を進む。
例年オロナミンCを買っているガソリンスタンドの自販機があったが、今年はパス。

港町を抜けるとすぐにスーパーが見えてきた。

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ここはコースの分岐点。
右へ進むと川尻岬、左(道なり)に進むと俵島。

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もちろん、左へ進む。

〜農協西三叉路通過(6:18)〜

ここから俵島周回起点まで、片道2.7㎞程の往復コースだ。

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往路では先行のランナー、復路では後続のランナーとすれ違う事が出来る。

知り合いのランナーと再会することが出来る楽しみな区間。

と、往復区間が始まってすぐに前から女性ランナーが軽快に走ってきた・・・makoさんだ! さすがに速い。

エールを交換し、元気を頂く。

大浦港に出てすぐに私設エイドを発見。

吸い寄せられるようにフラフラと寄って、「頂きます!」と声を掛けドリンクを飲み、「ありがとうございました!」とエイドを後にしたが、なんとなくエイドの方の反応に違和感を感じた。

「あ、もしかして、どこかのランチームか知人専用のエイドだったんだろうか・・・」

と、ものすごく不安になる。
先に「頂いても宜しいでしょうか?」と聞くべきだったと後悔^^;

周回の起点に到着、右の道からは俵島周回を終えたランナーが坂を下りてくる。

少し進み、山道へ。

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ここからキツイ登り坂が始まる。
数人のランナーが前を進んでいたが、全員歩いていた。

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この俵島周回、距離にして5.5㎞と決して長くは無いが、アップダウンが半端ではない。
登りも下りも、まともに走れたもんじゃ無い。

膝に手を当て、木々に囲まれた細い道を一歩一歩登った。

坂を登り切り、少し開けた場所に出る。
すぐ先がCPだと勘違いしてペースを上げてしまったが、実際はまだまだ先だった。

その後もアップダウンを繰り返し、再び少し開けた場所に出る。
ようやく俵島CPに到着。

周回起点から俵島CPまでの区間、今までで一番長く感じた。

時刻は7時44分、PBより41分早い。

順調なペースで進んできたつもりだが、8分ほどの貯金を失っていた。
旧油谷中学校で荷物の入れ替えに手間取ったのがいけなかったか・・・。

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コメント

ついにデビュー!(^^)v
初登場させていただいてありがとうございます(笑)
トマトジュース前の下り坂で抜かれる時に気付いて声を掛けようと思ったものの、スルスルスルっと下られるスピードについていけず、「ああ、これが例の脱力下り走法か~」と感心していました。
大浦港の私設エイドは皆さんご利用されていましたので大丈夫です♪私も行きがけにエイドの方から声を掛けられましたが、手を振って「帰りにお世話になりま~す」と復路に寄りました(^^)

>すももパパさん

あの薄暗い廊下で発見して頂き、また声まで掛けて頂き、ありがとうございました^^

トマトジュース坂では、あの集団に着いていくためにペースを上げたつもりが、そのまま置いて行かれました(笑)

おぉ!!そうしたか!!
よかった・・・今更ですが安心しました^^

ちなみに、往路でも寄りたかったのですが・・・勇気がなくてパスしました(笑)

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